皆川榮治のニュースレター 第077号2014年1月5日
news_field 台北で広島物産展

 11月28日(木)から11日間にわたって、台北市内「微風広場」(ブリーズセンター)にて広島物産展が行われました。ひろしま産振興からも幹部・職員の方がお二人が来られ、9社の食品会社への出展販売支援活動に当られました。
 会期の最終日曜日(8日)、その賑わいぶりを見に行ってまいりました。私は広島産業振興機構のお手伝いの仕事をしているもので、この催しものをつぶさに見て来ましたので、報告します。

 今回の出展は9社でしたが、この日には既にJAさんから来られた広島果実連さんが持参したミカンが全て完売し、次の入荷も間に合わないとのことで4日には帰国されていましたので、今回参観してのは8社でした。いずれも試食しながらの参観でしたが、日曜日でもあり、また比較的高所得層のデパート売り場でもあり、大変賑わっていました。いくつか特徴的なことをご報告します。
 台湾では唐辛子の辛さを好む人が多いのですが、日本特有の佃煮類は食べ慣れない人が多いものです。堂本食品さんは唐辛子味の佃煮を用意され、甘いものと両用で販売されていました。佃煮が市民権を得る良い方法だと感じました。
 オタフクソースさんは実演販売に力を入れ、1週間で100枚売れるなど上々の人気でした。ソースや粉類もすでに台湾で20種類の品揃えがあるなど、お好み焼きがだんだん台湾でも市民権を得ているようです。
 アサムラサキさんは牡蠣醤油やドレッシング類で特徴的な商品を出し、人気を得ておられましたが、わさびドレッシングの売れ行きがもう一つとのことでした。わさびは刺身と食べるとの感覚が台湾人にはあり、刺身入りのサラダと合わせるなども良い提案ではないでしょうか?
 ますみやさんはひさしぶりの台湾出展とのことでしたが、試食販売が中心ですが、台湾のお客様が親切なので楽しんで販売しているとのことでした。お味噌類は台湾でもすでに普通の食材ですが、やや甘めの味噌が好まれるようです。
 田中食品さんのふりかけ類では7種類のふりかけのうち、すでに4種類が売り切れたとのことで、ふりかけ類が台湾のご飯にすっかり根付いていることが分かります。三島食品さん等の長年の努力が実を結んでいるのではないでしょうか?
タカノブさんの牡蠣は、現場でカキフライを揚げて販売しておられましたが、比較的高価格にも拘らず、良く売れているようでした。私も買って帰りましたが家族に喜ばれました。
センナリさんでは、柚子酢が良く出ていました。高血圧に効果的など健康志向が好まれているのでしょう。値段の張らない小びんが良く出ていました。
 日本酒の三宅本店さんでは店員さんと上海子会社の社長のお話しをお聞きしましたが、30~40歳代の台湾人が焼酎よりもむしろ日本酒の方を買って下さるとのことでしたが、輸入ワインを飲む感覚でのむ方が多いとのことでした。日本酒が40%と言う高い関税障壁を課せられていますが、そんな中でも、日本料理だけでなく、どんな料理にも合う飲み物であることを位置づけることによって、ワインに負けない世界市民権を得て行くことを望みたいものです。 (了)       


新原経営顧問(股)公司