皆川榮治のニュースレター 第55号(2010年10月1日)
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------------------------会社は変えられる?

台湾の会社に来て仕事をして見ると、誰でも感じることがある。

会社で働く台湾人達の報告や相談の少なさである。

こちらが質問すると、当然彼らは答えてくれるし、報告してくれる。しかし、

黙っていると彼らが自ら報告してくれることは少ない。

また、仕事を命じた場合、彼らはまじめに処理してくれているようだが、

結構複雑な仕事でも、自主的に相談してくることがない。何となく頼りない感じがする。

一応時間通り命じたことはやってくれるが、決してこちらの期待通りにできていないので、

やり直させたり、目的がちがっていることがある。

的に言うと、一つの仕事をする上で、上司
、或いは関係者との間でよくコミュニケーション

してくれる
なら、仕事もスムーズに行くのだが、これが弱い。

従って、仕上げた結果が不充分なことが多い。

企業における仕事と言うのは大きく分けて2種類ある。
すなわち、、、

①専門技術の分野
と、②人と人との協調性をつくる分野 である。

第1の分野は、会社も従業員に教育したり、訓練を強化し従業員自身もそれが自分の仕事だ

と分っているので、真剣に取組む。この限りにおいて、台湾人は極めてまじめに仕事ができる

と言って良い。

しかし、第2の分野になると、ほとんど必要性を感じない人が多く、会社も重視しないことが多い。

しかしながら、前述の様に、会社ではコミュニケーションが弱いことによって、仕事の仕上がり

具合いが不完全であったり、ムダな時間を費やすことが多いものである。

専門技術には、誰でも力を注ぎ、真剣そのものだが、人と人とのコミュニケーションは軽視されて

いることが多い。

従って、会社における人と人との協調関係がスムーズに行くなら、専門技術分野の仕事もスムー

ズに効率良く運ぶことができる、と考えて良い。つまり、、連絡が良かったり、報告・相談がスムーズ

に行われることによって、専門技術の分野もスムーズに伝わり、ムダなく仕事が出来ることになる。

つまり、業績向上につながる。


以上の様な事情から分るように、会社を変える。すなわち、会社の体質を変えると言うことは、人と

人との協調関係をつくることである。

言い換えれば、コミュニケーション力を向上させることにある。

10月8日(金)に、私は久しぶりに講演会を行います。リーマンショック後の影響で少し時間ができ

ましたので、これまでの企業体質革新についてのノウハウ中の決め手をお話します。

経営改革に心ある経営者の方々のご参加をお待ちします


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