皆川榮治のニュースレター 第2号(2002年1月19日)

新事業を展開しよう

 皆さん、明けましておめでとうございます。

 2002年が明るい希望に満ちた1年であることを祈りたいところですが、残念ながら、今年の幕開けは誠に厳しい経済情勢の中にあります。最近は、この間まで客の入りのよかったレストランまで、客足が減っています。
昨年秋の講演会時に話しましたように、今、台湾産業界で前年を上回る成長を維持しているのは、わずか7%の業種しかありません。この数年、台湾経済5-6%の年成長率を支えてきた電子産業でさえ、不況業種へ脱落しています。

 「こういう時代に企業経営は何をやるべきか?」
 年頭に当って、私の提案したいことは唯一つです。
 「儲かる商売(事業)を見つけて、自分の商売として実行すること」
 すなわち新事業へのチャレンジです。

 つまり、今までの事業分野で成長がない。売上も利益も出なくなっているのですから、従来のものに拘らない新しい事業を展開することです。例えば、

  1. 日本本社の持っているもので、台湾での新ビジネスはないか?
  2. 従来分野に関連する商品はないか?
  3. ライバル会社(海外ライバル会社)のものを扱えないか?
  4. 従来分野と全く関係ないものでもよい。自社の顧客、或いは販売ルートに乗せ得る新商品はないか? 自社の従業員の能力は使えないか?
  5. 日本を含む海外からの輸入品、或いは台湾から海外への輸出はないか?
  6. 異業種と連携できないか?

 等々を検討して下さい。

 「不況だから業績がわるい」では、経営とはいえません。不況で業績が悪いから、良くする方法を見つけなければなりません。上記は扱い商品について言いましたが、材料・部品についても同じです。

 考えて、考えて、探して、探し続けましょう。
 経営トップの責任において、もうける方策を考えなければ不況からの脱却は出来ません。

 大いに情報交換をやって、チャレンジしましょう。

新原経営顧問(股)公司